『見えないアジアを歩く』出版記念イベント=阿佐ヶ谷で18日開催

kayosawaguchi2008-06-20

『見えないアジアを歩く』出版記念イベント=阿佐ヶ谷で18日開催
2008年06月17日11時37分

『見えないアジアを歩く』(三一書房)2008年4月11日 見えないアジアを歩く編集委員会編著 (著)
【PJ 2008年06月17日】− 2008年4月に出版された『見えないアジアを歩く』の記念イベント<見えないアジアを語る〜国境とタブーを越える冒険者たち〜>が18日阿佐ヶ谷ロフトAで開催される。著者はアジアの各地を歩き見て伝える事を続けて来た人たちだ。ジャーナリスト、大学教授、NGOのスタッフなど、さまざまな視点からその地域を伝えるスペシャリストたちの言葉を直接聞ける機会となる。

■関連情報
【刊行記念イベント】三一書房 Presents
<見えないアジアを語る〜国境とタブーを越える冒険者たち〜>

 バックパッカーも未踏の魅惑の7地域を紹介する旅行ガイドブック『見えないアジアを歩く』(三一書房)の著者たちが集合。カレン、スリランカ北東部、アチェ、ナガランド、チェチェンチッタゴン丘陵、イラクなど、いずれも外務省が「退避を勧告します」「渡航の是非を検討してください」などと警告する紛争地・危険地域ばかりを繰り返し歩いてきた冒険家たちだ。お上の勧告に逆らって行くのはどうしてか? そこには何があるのか? 誰とどう歩くのか? 病気や銃の対策は? 本当は行きたいと思っていたあなた、この夜は聞きたいこと、なんでも聞けるぞ。現地料理のメニューもアリ。

【出演】
村井吉敬早稲田大学客員教授
山本宗補(フォトジャーナリスト / カレンを取材)
澁谷利雄和光大学教授 / スリランカ北東部を取材)
佐伯奈津子(インドネシア民主化支援ネットワーク / アチェを取材 )
(ノンフィクションライター / チェチェンを取材)
佐藤真紀(JIM-NET事務局長 / イラク、ヨルダン、シリア、クウェートを取材)

【日時】6月18日(水) 19:30 (開場 18:30)
【場所】阿佐ヶ谷ロフトA 地図
【入場料】
\1500(本をお持ちでないお客様、飲食代別)
\1000(本を事前に買って当日持参、もしくは入場する時に本を購入したお客様、飲食代別)

PJニュース.net
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パブリック・ジャーナリスト 澤口 佳代【 東京都 】

市民が考える「エネルギー政策」シンポ、6日から青森市で=G8エネ

kayosawaguchi2008-06-06

【PJ 2008年06月06日】− G8エネルギー大臣会合が青森県青森市にて7日と8日の2日間、開催される。日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシアの8カ国が参加する。
2008年G8エネルギー大臣会合等 青森県協力本部ホームページで配布されているリーフレットには「エネルギー大臣会合では、省エネルギーの推進、原子力を含むクリーンエネルギーの導入、革新的技術開発に向けた国際協力など、エネルギー政策上の重要課題について議論を行い、7月の北海道洞爺湖での首脳会合の準備とします」などと概要が記載されている。

 G8エネルギー大臣会合にあわせて6日、市民団体が青森市で開催するシンポジウムでは原子力を含まない「自然エネルギー」に重点を置きエネルギー政策について議論をする。以下にその要領を記載したので、エネルギー政策に関心がある方は参加してはいかがだろうか。

 読売新聞の報道では、G8エネルギー大臣会合に参加する人のための六ヶ所村エネルギー関連施設を視察するツアーが中止された事が伝えられた。稼働準備中の「六ヶ所村核燃料再処理工場」の視察も世界最大規模の蓄電池を併設した「二又風力発電所」も、視察希望者が一人もいなかったそうだ。
 
 7月に開催される洞爺湖サミットを前に、エネルギー政策をG8がどう考えるのか、日本の市民がどう考えるのか注目すべき機会である。【了】

■関連情報
[http://www.greenpeace.or.jp/event/e20080606/view:title=エネルギー[r]eボリューション 日本シナリオ発表シンポジウム
「気候変動はこうすれば避けられる ――自然エネルギーで育む青森の明日」(6日開催) ]

開催日時:2008年06月06日 (金) 開場 18:00 18:30〜21:00
共催:グリーンエネルギー青森、環境エネルギー政策研究所、自然エネルギー市民の会
協賛:北海道グリーンファンド、気候ネットワーク
後援:2008年G8サミットNGOフォーラム
参加費:資料代500円(大学生・高校生無料)
場所:ラプラス青い森 青森県青森市中央1-11-18 JR: 東北本線青森駅下車駅よりタクシーで約5分(徒歩約25分)
バス: 国道市役所前下車徒歩約3分
お車: 青森自動車道青森中央ICでお降り下さい。青森中央ICより約10分
飛行機: 青森空港からタクシーで約30分(空港バスをご利用の時は、柳町バス停下車徒歩約3分)

連絡先:グリーンピース・ジャパン(担当:城川)
03-5338-9816(直通)
内容:
エネルギーや気候変動問題に取り組んできた日本のNGOから市民社会のためのエネルギー政策を提言します。また、『エネルギー[r]eボリューション』の日本シナリオを発表します。青森では6月7日、8日にG8エネルギー大臣会合及び五カ国(日・米・中・印・韓)会合が開催されます。同会合では今後のエネルギー政策が話し合われますが、エネルギーは私たちの生活に直結するものであり、市民社会からも政策を提言していくことが重要です。当日は『エネルギー[r]eボリューション』日本シナリオ(要約版)を配布予定です。

プログラム
報告:
  スベン・テスケ(グリーンピース・インターナショナル
  飯田哲也環境エネルギー政策研究所所長)
  鮎川ゆりか(2008年G8サミットNGOフォーラム副代表、気候ネットワーク理事)
  和田武(自然エネルギー市民の会代表)
  三上 亨(NPO法人グリーンエネルギー青森常務理事事務局長)
パネルディスカッション:上記スピーカー
ファシリテーター:鈴木真奈美(グリーンピース・ジャパン)

映画「藝州かやぶき紀行」公開中

kayosawaguchi2008-06-04

【PJ 2008年06月04日】− 「かやぶき屋根のー」と聞くと、何か懐かしい感じがする。北海道生まれの私にはなじみはないが、想像できる。小さなころに読んだ日本昔話にでてくる民家を思い出しているのかもしれない。

 ドキュメンタリー映画「藝州かやぶき紀行」の青原さとし監督は広島県出身。2002年まで民族文化映像研究所(東京)に在籍、その後故郷の広島に居を移してから知った広島の茅葺(かやぶ)き文化。「藝州かやぶき紀行」は西中国茅葺き民家保存研究会の案内のもと、かやぶき民家に暮らす人や茅葺き職人を訪ね、二年の歳月をかけて製作された。

 映画で紹介されるかやぶき民家から感じられるものは、古さと美しさと静けさ。家の中の空気が自由な空間が心地よい。番外編もドキュメンタリーならではだ。

 ドキュメンタリー映画「藝州かやぶき紀行」のウェブサイトにある「かやぶきギャラリー」ではかやぶき民家ができるまでを紹介している。東京ではポレポレ東中野で劇場公開中。【了】

■ 関連情報
撮影地
広島県東広島市熊野町、可部、安芸太田町北広島町、神石高原町三次市、東城町、大芝島  
山口県山口市各地、萩市柳井市  
福岡県:田川市
京都府南丹市美山町京都市西京区 
滋賀県高島市マキノ町高島市今津町

■上映情報<劇場>:ポレポレ東中野
JR東中野駅西口北側出口より徒歩1分・駅ホーム北側正面
地下鉄大江戸線A1出口より徒歩1分
東京都中野区東中野4-4-1/ポレポレ坐ビル地下
TEL 03-3371-0088 地図<タイムテーブル> 5/31(土)〜6/27(金) モーニングショー 10:20

ドキュメンタリー映画「藝州かやぶき紀行」ウェブサイト<『藝州かやぶき紀行』予告編 東京公開版 >
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パブリック・ジャーナリスト 澤口 佳代【東京都】

記事掲載ページ http://news.livedoor.com/article/detail/3668299/

「ストップ!硫化水素自殺!」報道で自殺を食い止めることができるか

【PJ 2008年05月12日】− 11日、新宿LOFT PLUS ONEにて「ストップ!硫化水素自殺!」と題したイベントが開かれた。実を言うと記者はこのイベントを取材していない。あることも知らなかった。なぜこのイベントを伝えたいと思ったかというと、夜のNHKニュースを見てこのイベントを知ったから。
 
 主催者の報道関係者への取材のお願いについてを読むと、「インターネットから『死の連鎖』が始まったのならば、インターネットから逆の動きを作りたい」ということが趣旨であると分かる。NHKニュースでは、午後10時からインターネットラジオでイベントの内容が放送されると伝えていた。

 記者はインターネットラジオでイベントを聞いた。イベントでは5人の「死を考えた者」「自殺未遂をした者」が「一番死にたかった事の時を聞かせて下さい」という問いを答え、最後に今自殺を考えている人へメッセージを伝えていく。

 ニュースが自殺をストップさせるための報道ができるか、難しい。ただ、このようなイベントがあるという事を伝える事でストップ!させる事もできたかもしれない。報道の役割だと感じた。このイベントが伝えた「死を考える人々へ生きるメッセージ」が多くの人に届いて欲しい。【了】

■関連情報
NHKニュース 「硫化水素自殺防止へ体験談」(動画ニュース)
イベントのトーク内容が、インターネットラジオ「オールニートニッポン」でオンデマンド(録音配信・いつでも聴ける状態)放送中。
こわれ者の祭典HP
月乃光司HP
オールニートニッポン
白井勝美 著「絶望男ー46歳、ニート、障がい者の人生ー」
新宿ロフトプラスワン

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