映画「靖国」5月3日から渋谷シネ・アミューズで公開

kayosawaguchi2008-04-22

掲載記事ページhttp://news.livedoor.com/article/detail/3608567/

【PJ 2008年04月22日】− 21日、映画『靖国 YASUKUNI』の配給、宣伝を担当するアルゴ・ピクチャーズから劇場公開に関する発表があった。東京では5月3日から東京・渋谷シネ・アミューズにて劇場公開されることとなった。以下、発表のあった公開予定を掲載する

東京 渋谷シネ・アミューズ:5月3日〜5月9日
上映時間 10:30/13:10/15:50/18:30〜20:55
(英語字幕版)11:00/13:40/16:20/19:00〜21:05 ※19:00の回予告なし
東京 シネカノン有楽町1丁目:5月10日〜(レイトショー上映21:10〜)
大阪 第七藝術劇場:5月10日〜
東京 シネマ・アンジェリカ:5月17日〜30日
広島 シネツイン新天地:5月24日〜
京都 京都シネマ:6月7日〜
新潟 シネ・ウインド:6月7日〜
沖縄 桜坂劇場:7月12日〜
群馬 シネマテークたかさき:7月12日〜
福岡 シネテリエ天神:7月12日〜
福井 メトロ劇場:7月12日〜

全国順次公開予定劇場
山形フォーラム、福島フォーラム、盛岡フォーラム八戸フォーラム、苫小牧・シネマトーラス、十勝・シネとかちプリンス、函館・シネマアイリス、岩手・一関シネプラザ、新潟・十日町シネマパラダイス、山口・テアトル徳山、高知・あたご劇場、宮崎・宮崎キネマ館

 前売特別鑑賞券については、すでに劇場窓口・プレイガイドにてお買い求めになられた前売特別鑑賞券も全国の各劇場で利用することができ、上記劇場窓口やプレイガイドでの前売り券の販売は今週中に再開が予定されている。

ドキュメンタリー映画靖国 YASUKUNI』
監督:李纓
出演:刈谷 直治 菅原 龍憲 高金 素梅
上映時間: 123 分
製作年/国:2007年/日本・中国
配給:ナインエンタテインメント
配給協力、宣伝:アルゴ・ピクチャーズ
公式サイト:http://www.yasukuni-movie.com/

■関連情報
PJニュース.net

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パブリック・ジャーナリスト 澤口 佳代【 東京都 】

地球の事を考える日 「アースデイ東京」で考える=東京・代々木公園


【PJ 2008年04月21日】− 4月の19日と20日の2日間、「アースデイ東京」が東京・代々木公園で開催された。2001年から開催されてきたが今年で8回目のとなる。昨年の来場者数は約12万人。今年は去年より人が多いと言う声が何度も聞こえてきた。19日のステージにはいとうせいこう氏が登場し、「ミャンマー軍事政権に抗議するポエトリーリーディング」と題したイベントを行った。

 会場内には多くのNGO/NPOが出店し、それぞれの活動をアピールしていた。記者は「もっとよくなる日本のメディア」というタイトルで出店していたグループの活動に興味を持ったので紹介する。

 活動展示をした国際青年環境NGO A SEED JAPANはさまざまな環境アクションをしているNGOであるが、2006年10月からeCocuLプロジェクトをはじめ、「Eco & Peace Music Index」を発信してきた。「環境」「平和」「人権」「貧困」の4つのテーマに沿って独自の選定基準から該当するアーティストを紹介するというアクションだ。アーティストが表現し、伝えるという仕組みをテコにしているところがナイスアイデアである。

 今回の展示は「Eco & Peace Music Index」に加えてメディアについての問題点の指摘と提案をしていた。例に挙げられていたのは青森県六ヶ所村の再処理工場。十分報道されていない環境問題がなぜあるかを提起し、訪れる人と解決を探る。大手メディアは広告主の存在で伝えられない仕組みがある。それでは、広告主の影響力を受けないメディア (=オルタナティブなメディア)はあるのか?
 
 訪れる人の多くはオルタナティブなメディア自体の存在は知らなかったが、大手メディアの報道についての問題意識は高かく、紹介したメディアに興味を持ってくれたとA SEED JAPANの魚住さんは語ってくれた。

 最後に記者の意見として、「六ヶ所再処理工場=環境問題」として大手メディアが報道することは少ない。なぜなら、環境雑誌と言われている『ソトコト』を代表する様に電力関連会社が大広告主であるという状態が大手メディアにあるからである。

 六ヶ所再処理工場の問題についても、オルタナティブなメディアが大手メディアに変わって伝え続けなければいけない一つである。【了】

■関連情報
地球の事を考えて行動する日  アースデイ東京 2008
いとうせいこうblog
eCocuL エコカル ( エコ×カルチャー )
国際青年環境NGO A SEED JAPAN
もっとよくなる日本のメディア

掲載記事ページ
http://news.livedoor.com/article/detail/3606849/

右翼系活動家らが映画『靖国』試写会、東京・新宿のロフトプラスワン

kayosawaguchi2008-04-19

【PJ 2008年04月19日】− 18日、ロフトプラスワン ( =東京・新宿区 )で右翼系団体の活動家らが呼びかけ人となり、ドキュメンタリー映画靖国 YASUKUNI」(李纓監督)の試写会が開かれた。会場には100人を超える参加者が集まり、その様子を多くのメディアが取材をした。右翼系団体の活動家たちがなぜこの試写会を開いたか、彼らの同志に対する試写会へのお誘い文を全掲載します。

映画「靖国」試写会のご案内

 拝啓 皆様におかれましては時下益々ご清祥こととお慶び申し上げます。

 さて、今月12日より東京・大阪にて上映が予定されていたドキュメンタリー映画靖国 YASUKUNI」(李纓監督)が上映中止になったニュースが、新聞、テレビなど多くのメディアで大きく報じられております。同映画が上映中止に至る過程では、これを「反日映画」とした週刊誌報道に始まり、異例の国会議員限定試写会の開催など、様々な出来事がありましたが、マスコミの論調の多くで「右翼団体による抗議活動のために上映が中止された」という報道がされております。確かに一部団体が上映予定映画館に対して抗議活動を行いましたが、それをもって右翼全体が上映を潰したいという見解は事実と大きくずれており、実際、多くの人はまだ映画そのものを観ていないのが現状です。「表現の自由の危機」という報道も目立ちますが、表現・言論活動は映画芸術だけに限らず、政治/思想団体、活動家などすべての人にとって重要なものである事は明らかです。

 そこで、このたび様々な立場の団体/活動家/思想家に向けての「靖国 YASUKUNI」試写会を。場所はトークライブハウスのロフトプラスワンです。ここは普段から様々な思想表現のイベントを開催する場所ですので、今回も上映後に出席者の間で自由な意見交換の時間を持ちたいと思います。
                   敬具

 映画「靖国 YASUKUNI」の上映について考える会 呼び掛け人一同
阿形充規・河原博史・木村三浩・中尾征秀郎・平野悠・福田邦宏・山口申

 試写が終わってから呼びかけ人が壇上に上がり、参加者と意見交換をした。「やはり、反日映画ではないか、助成金を得る事はおかしい」「反日ではない」「多くの人に見てもらおう」「いや、多くの人に見てもらわなくていい。私は無視をする」「私たちも助成金をもらって『反映画「靖国」映画』をつくろうじゃないか」「私は助成金問題を提訴する!」などなど。

 マスコミの取材も殺到した試写会であったが、ある活動家は「自分たちは、またマスコミに使われる。これはさらに腹立たしい」と話した。ただし、今回の試写会は「マスコミ取材があるという事を承諾した上でご参加ください」と注意書きがあり、多くの人は堂々とマスコミの前で意見を述べていた。
 
 映画の上映中止問題に限らず、意見が異なる人がいる事は皆知っているが、なかなか聞けないし、聞かない。そんな空気を破る場となる事に意義があった試写会であると記者は感じた。【了】

■関連情報
映画『靖国 YASUKUNI』5月全国でロードショーが始まる
http://www.yasukuni-movie.com/

記事掲載ページ http://news.livedoor.com/article/detail/3605383/