映画「サルサとチャンプルー Cuba/Okinawa」が渋谷で公開中
【PJ 2008年05月11日】− 日本人が移民した土地といえば、ブラジルが世界最大の日系人居住地である。今年2008年は日系移民100周年を迎え、野球の早慶戦がブラジルで行われるなど、さまざまなイベントが予定されている。その他にハワイ、アメリカ本土、南米諸国、フィリピン等に移民した日本人も多くいた。
10日から東京・渋谷のアップリンクXにて劇場公開が始まったドキュメンタリー映画「サルサとチャンプルー Cuba/Okinawa」は今から約80年前の昭和初期にキューバに移民をした日本人、そしてその家族を追ったドキュメンタリーだ。キューバに移民した日本人がいたということを知る人は少ないのではないだろうか。キューバ本島の南方約 70 キロに位置するキューバ最大の離島であるフヴェントウ島。監督の波多野哲朗と製作スタッフはこの島に住む移民１世の当時 95 歳の島津三一郎さんと、89 歳の宮澤カヲルさん、そして日系２世から４世までを訪ねる。
キューバに移住した日本人（一世）の総数は1143名。そのうち196人が沖縄出身者で他県よりも多い。キューバに限らずすべての国で沖縄から移民した人数は多い。なぜか？映画は沖縄とキューバを映し私たちに問いの答えを考えさせる。
フヴェントウ島 (Isla de la Juventud )は現在「青年の島」と名づけられているが、1978 年まではずっと Isla de Pinos「松島」と呼ばれていた。監督は帰れぬ故国に想（おも）いを馳（は）せ続けた1世たちのせめてもの慰めであると聞き涙したという。
キューバのサルサと沖縄のチャンブルーこの２つが合わさって今があると映画「サルサとチャンプルー Cuba/Okinawa」から感じ取れる。【了】
■関連情報
ドキュメンタリー映画 「サルサとチャンプルー Cuba/Okinawa」
波多野哲朗監督 2007年作品/100分/デジタルベータカム/カラー/スタンダード/ステレオ
企画・製作・監督 波多野哲朗
構成 鈴木敏明
撮影 山口卓司 二瓶剛 佐々木竜真 岩澤裕基 石田仁美
宇野澤昌樹 下島美紗 小野誠 鈴木敏明
音楽 KACHIMBA1551
配給宣伝 シネマチック・ネオ
予告編映像
公式ウェブサイト http://cuba-okinawa.com/
アップリンクXにて2008年5月10日(土)より公開中！
5月10日(土)~5月30日(金)11:00~・13:00~
5月31日(土)~6月 6日(金)11:00~・16:30~
アップリンクX地図
tel 03-6821-6821
さらにアップリンクファクトリーにて特別レイトショー!!
(上映終了後、監督とゲストによるトークショーを開催)
5月16日(金)19:30~ ゲスト・鎌仲ひとみ（映画監督）
5月23日(金)19:30~ ゲスト・納見義徳（東京キューバンボーイズ・パーカッション奏者）
5月31日(土)19:30~ ゲスト・太田昌国（民族問題研究家）
6月 6日(金)19:30~ ゲスト・諏訪敦彦（映画監督）
特別観賞券 ￥1,300／当日一般￥1,500／学生 ￥1,300／
シニア ￥1,000／ドリンクとセットで ￥1,600／
沖縄/キューバ割 ￥1,300 (沖縄/キューバに関連したグッズ、写真持参で)
わったー地球（しま）はわったーが守る = 上野で6月開催
【PJ 2008年05月11日】− 沖縄県名護市辺野古(へのこ)。辺野古には在日米軍海兵隊の基地キャンプ・シュワブがある。この基地では同じ沖縄の普天間飛行場代替施設の移設計画が進行中である。沖縄から沖縄への米軍基地の移動。絶滅危惧種のジュゴンが生きる辺野古の海に米軍の飛行場が建設されてしまう事に声を上げた若者たちが音楽を通して、沖縄を伝えに東京にやって来る。東京で沖縄の音を声を聞こう。【了】
■関連情報
『Peace Music Festa！from辺野古’08』〜わったー地球（しま）はわったーが守る〜
基地よりもっと音楽を！！東アジア最大の米軍基地建設計画に揺れる沖縄県名護市辺野古。「Peace Music Festa！」は、その辺野古の浜で2006年、2007年に開催され、県内外から集まった多くのミュージシャンや観客は、美しい海が失われようとしている現実を実際に目にした。2008年は、首都圏の人たちにも沖縄の現状を知ってもらおうと、東京上野での開催を決定。辺野古でのライブを体験したミュージシャン達がステージに立つ！
日時：2008年6月22日（日） 13時開場 14時開演
場所：【東京都】上野公園 水上音楽堂
（会場屋根付きの為、雨天決行）
料金：前売り￥4000 当日￥4500 中学生以下無料
【出演アーティスト】
SOUL FLOWER UNION／渋さ知らズオーケストラ／DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ／
ドーナル・ラニー with 梅津和時,近藤ヒロミ／寿[kotobuki]／照屋政雄／Shaolong To The Sky／KZ ［G.A.C］／KACHIMBA4
【チケット取り扱い】
チケットぴあ Pコード : 289-114
ローソンチケット Lコード : 74966
イープラス http://eplus.jp
新宿『Naked loft』 TEL：03-3205-1556 http://www.loft-prj.co.jp/naked/
高円寺『沖縄居酒屋 抱瓶』 TEL：03-3337-1352 http://www.dachibin.com/
銀座『わしたショップ』 TEL：03-3535-6991 http://www.washita.co.jp/
前売り券好評発売中！！
■問い合わせ
『Peace Music Festa’08実行委員会』
Webサイト: http://www.peace-music.org/
E-Mail : pmf08@peace-music.org
■プレイベント
5月29日 @Naked Loft OPEN18:00/START19:00
【出演】寿【kotobuki】/ 桃梨 / 慶田盛大介
OPEN18:00/START19:00
詳細はNaked Loftへお問い合わせください。
http://www.loft-prj.co.jp/naked/
映画「靖国」満員御礼で上映延長
【PJ 2008年05月09日】− 劇場公開初日が延期されたドキュメンタリー映画「靖国」の公開が９日で７日目となる。毎日、劇場のスタッフや配給会社のスタッフが丁寧な案内をしていた事が一番印象に残る劇場公開であった。若い人も多く来場している。ある男子学生の2人が「本日完売」という張り紙を劇場のビルの入り口で見つけ、「靖国すげえ！」と言い残し帰っていった。
劇場は５月３日の公開日から毎日満員御礼。午後に訪れた多くの人が見る事ができない状態が続いている。劇場の渋谷シネ・アミューズでは好評につき公開延長を決定した。10日からは１日４回の上映が行われる。【了】
■関連情報
渋谷シネ・アミューズ
上映日程 5月10日から23日(17日〜英語字幕付き上映)
上映時間 10:30/13:10/15:50/18:30/21:00
(※5/22(木）18:30,21:00の回休映 ※5/24（土）以降は劇場まで)
その他 決定している劇場
◇10日〜シネカノン有楽町1丁目 21:00
10日〜大阪 第七藝術劇場
〜16日 9：30／11：55（2回上映）
17日〜23日 8：30／10：55／13：20（3回上映）
◇17日〜渋谷 シネマ・アンジェリカ 11:00/13:40/16:20/19:00
5/24〜広島 広島シネツイン新天地
6/7〜 京都 京都シネマ
6/7〜 新潟 シネ・ウインド
7/12〜沖縄 桜坂劇場
最新情報は映画「靖国 YASUKUNI」公式サイト
＊各劇場とも混雑が予想され、劇場の電話がつながりにくくなっています。ご来場いただく際は、各劇場のシステムに従い、お早めにお出かけください。
■
TBS NEWS23の記者三澤肇さんが鑑賞した人へインタビューを申し込む（３日、撮影：澤口佳代）
日本文化チャンネル桜の取材人にインタビューを受ける映画『靖国』鑑賞者（３日、撮影：澤口佳代）
- 作者: 辻子実
- 出版社/メーカー: 社会評論社
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
映画『靖国』公開初日は満席＝３日、渋谷 シネ・アミューズ
訳あって、訂正入れる前のが記事になっちゃいましたが、ご覧下さい。
http://news.livedoor.com/article/detail/3625386/
劇場公開が延期されていた、ドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』が憲法記念日の昨日５月３日に公開初日を迎えた。午前９時には長蛇の列ができ、午後４時には当日券が完売するという混雑ぶりであった。
記者は、上映延期になる前に試写会で『靖国』を見た。多くの人と映画を通して語りあいたいと考えていた記者は、普通の映画と同じように劇場公開されるように願い、小さなサポートをしてきた。３日も配給宣伝のアルゴピクチャーズさんに連絡し、会場案内ボランティアをさせていただいた。
映画『靖国』が公開された劇場のシネ・アミューズは渋谷東急Bunkamuraの向かい側のビルの4にある。劇場内には２つのスクリーンがあり、席数はそれぞれ、132席と129席で1日計８回の上映を行っている。劇場のウェブサイトを見ると、上映時間は10:30、13:10、15:50、 18:30で、英語字幕付の上映は11:00、13:40、16:20、19:00。英語字幕付きは通常版よりも30分遅れて上映されている。英語字幕付きの上映はイングリッシュ・スピーカーのための字幕であり、通常版との違いは英語字幕が追加されているということのみである。
何度か行われている試写会で見た人もぜひ劇場に訪れて欲しい。劇場ではポスターや辻子実氏の著作『靖国の闇にようこそ』が販売されているが、おすすめは映画『靖国』のパンフレットだ。上映延期問題では、李纓(リ・イン)監督や配給宣伝の担当者がマスコミの取材を受け語ってきたが、パンフレットには映画の製作に関わったさまざまな人の思いが書かれている。また靖国神社を知るための参考となる資料が多く紹介されていた。
公開初日は「渋谷・シネ・アミューズ」の電話が１日中鳴りやまなかった。スタッフのお客さまへの丁寧な案内はとても印象的であった。また、映画『靖国』の製作にかかわった人が朝から長蛇の列に並び、観客とともに映画を見に来ていた事に感銘を受けた。
今後は映画『靖国』を通して生まれる何かを伝えたいと思う。【了】
■関連情報
映画『靖国 YASUKUNI
http://www.yasukuni-movie.com/
渋谷 シネ・アミューズ http://www.cineamuse.co.jp
映画『靖国』劇場の混雑状況を確認する事ができるページ
（シネ・アミューズウェブサイトより）
http://www.cineamuse.co.jp/cinema/index.php?cinema_id=511
シネ・アミューズウェブサイトに映画の感想を送る
http://www.cineamuse.co.jp/enquete/index.php
ＰＪニュース.net
http://www.pjnews.net/index.php
